今日はヘルシンキ市内にて終日研修です。
移動中、ヘルシンキ市の公共交通機関(地下鉄、トラム)の宣伝に目が留まりました。
水力、風力によるエネルギー生産で、Co2の排出ゼロを謳っています。
フィンランドは世界有数の水の保有国(水量が多い国)で、水力発電も19世紀の頃から歴史がありますが、高い山や渓谷などがないため高低差の大きな水力発電所は多くありません。
山がちなノルウェーで生産された水力エネルギーの余りを買い付けたりもしています。
そんなことで長らく電源の主力とは見られてこなかったように思いますが、クリーンエネルギーの時代に、再び注目が集まってきている感もあります。
今年の前半「フィンランドエネルギー事情」について書かせていただいたのですが、その後新規の原子力発電所の建設が棚上げになるなど、フィンランドのエネルギー事情にはあれからまた動きがありました。
・・・何だか何年も前の話のような気がするのはなぜなのでしょうか。
取り急ぎ研修会場に向かいます。