翻訳者の端くれとしては、この本の文字体系が謎めいた外国語などではなく、最初から何ら意味をなしていないことにむしろシビれます(笑)。かといって、意味のない本なのかというと、そうではなく...
理解されることを最初から放棄している、あるいは理解されることから完全に自由な表現とは。理解すること、されること、認知とはどういうことなのか...
数十万年後、いや数百年後でもいいでしょう、私たちの言語を誰かがこんなふうに目にすることがあるのか。
いろいろとインスパイアされる本です。
しかし、大きい!ここまで大きくて、400ページ近くもあるとは、注文した時には考えてもいませんでした。といっても、どこかに情報はあったはずですが...
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