先日刊行された「地球の歩き方 フィンランド 2026-27」に、フィンランド美術に関する記名原稿が掲載されました。特に、歴史的に最も重要と思われる、フィンランド独立前夜の19世紀末から20世紀初めにかけての画家を中心に紹介しています。
この時代の画家で、近年国際的に最も注目されているのはヘレン・シャルフベック(Helene Schjerfbeck, 1862-1946)ではないかと思います。その作品や才能はもちろんのこと、ひとりの女性の生涯としても訴えかけるものがあるかもしれません。日本でもかつて回顧展が開かれたことはあるほか、今年の12月5日から2026年4月5日まで、フィンランド人芸術家としては初めて、米国メトロポリタン美術館での回顧展が予定されているそうです。
この「地球の歩き方」も、フィンランドに特化して作られたのは初めてだそうで、全国のさまざまな地域が網羅された充実した内容になっています。
そんな中で、自分の言葉で書くアウトプットの機会をいただき感謝しています。参考になりますと幸いです。
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