2.16.2015

新年の(遅すぎる)ご挨拶


前回の更新から、2か月半近いご無沙汰になってしまいました。
新年、明けましておめでとうございます(遅すぎ・・・)。

昨年の第四四半期は毎月1週間近い国内出張や、ちょっとスケジュールの厳しい日帰り出張があり、そもそも出張は8月、9月からあったので、体力的にも、ワークロードの上でも少々厳しい冬となりました。
年末年始は日本に帰省して、少しお出かけなどもしましたが、全体的には2年越しとなった合計数万ワードの超大口案件を中心に、急ぎの時事問題、年に一度の大きな展示会ブースでのお仕事、リサーチ業務、その他諸々に追われ、スケジューリングに思わぬ狂いも出て納期をずらしていただいたりなど、ちょっと個人的には頭を抱えるダメダメな新年のスタートとなってしまいました。

ブログが更新できなかったのも、まずお喋りの前に目の前の仕事をしないといけない状況だったというのが非常に大きいです。

ちなみに先週の取扱い言語は合計5か国語(英、フィン、リトアニア、スウェーデン、日)。
マルチリンガルを謳っているので理想形ではあるのかもしれませんが、それぞれのクオリティは実際どうなの?と内心は自分を追及中。もっとも、本当にやりがいのあるお仕事ばかりでした。成果物には責任を負いますが、その中でも自分に対して言いたいことはいろいろあるのです。

今週中旬まではまだ引き続き気が抜けないのですが、それ以降はフィンランドの小中学生の冬休みにかこつけて、少し仕事を整理して、若干ゆるめの予定を組んでおります。

忙しかったといっても、Instagramはちょこちょこ更新してました(でも、これ1枚1分くらいでできますのでご勘弁くださいね・・・)。ヘルシンキをはじめ国内の観光局のほか、世界中のハイセンスなアカウントから「いいね!」をいただいて、うれしく思っています。

今日はフィンランドの冬らしい画像で、Instagramに載せていないのを一つ。

もう2か月以上前のことですが、ラップランドである国際文化交流プログラムに同行させていただきました。

ラップランドにはサーミ人という、厳密にはノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアにまたがって分布する少数民族がいます。
フィンランドでは3タイプのサーミ人とサーミ語が存続しています。

個人的にとても感じ入るところがあったのは、話者数百人の消滅危機言語の保存に関する取り組みのお話。


フィンランドも、グロバリゼーションをますます邁進する今日この頃で、自分の仕事にもそれに伴う変化や影響は出ていると思います。それも重要なことだとは思っていますし、そこに乗っていくという仕事の仕方もしてはいるのですが、人里離れたラップランドで、ちょっと自分の原点…そもそも自分は何をしにヨーロッパに来たのか、忘れかけていたものが少し思い出されたような気もしました。

ということで、涼しい顔で仕事しつつ、こっそり自分探しもしながら(年いくつなんでしょうか)今年も走り続けたいと思っております。


どうぞよろしくお願いいたします。

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