6.07.2014

幸せを運ぶ?

今日は、以前フィンランドに長期滞在経験があり、現在来フィン中の現代美術作家の三田村光土里さんと久々にお会いしました。
ヘルシンキ市立美術館で開催中のマーリア・ヴィルッカラ(Maaria Wirkkala)の個展、その後お茶、ショッピングなど。
光土里さんから制作活動先だった北アイルランドのお土産をいただき、ほくほく。

自営業兼主婦の慌ただしさの中、平生なかなか気分の切り替えがつかず、純粋に休める日、あるいは休んだ気になれるような日が少ないところ、今日はちょっとフリーな気分で過ごすことができました。

さて、帰宅して台所仕事をしていたところ、田舎の家から出てきた、1950年代のものという年代もののグラスを誤って割ってしまいました。市内で売っているところは知っているので買い足すことはできると思いますが、お金もかかりますし残念は残念です。でも破片を片付けているうちに、留学中だった15年前のやはり6月、賑やかなテラスで飲み物が入ったボトルを派手にテーブルから地面に落としてしまったことを思い出しました。

当時私は自分の身の振り方でとても悩んでおり、その日も(夏のテラスにいるにも関わらず)ひどく気分が落ち込んでいました。そんな折、人が大勢いる夏のカフェのテーブルで不注意から瓶を倒してしまいました。ガラスが粉々になって地面に飛び散る様子はとても惨めで不吉な感じがして、さらに絶望的な気分になってしまったのです。

「バカじゃないの・・・?!」
ところが、意外なことに周囲にいた友人たちはにこにこして
「破片は幸せを運んでくるのよ♪」

たぶん私があまりにも悲惨な形相をしていたのでなだめてくれたのだと思いますが、ヨーロッパではそういうことになっているらしい・・・
正直、かなり深刻な気分になっていただけに何だか拍子抜けして、気分は少し軽くなりました。
そしてその後しばらくして、実際にも人生が予想もしない方向へと大きく変わっていったように思います。

・・・ということで、忘れていた記憶がよみがえった週末でした。

近いうちに何かいいことがあるといいなっ!(笑)





5.28.2014

国際会議@フィンランド国立劇場

先週末、以前インターン勤務していたフィンランドの芸術団体がホストを務める、パフォーミングアーツの運営に関する国際会議の手伝いに行きました。
会場はフィンランド国立劇場(写真)、世界15か国のその世界をリードする方々数十名が集まっていました。
折しも欧州議会選挙の直前、欧州の芸術運営をめぐっていろいろと真剣な議論が聞かれました。

今回、会議中の写真を撮るように言われて何百枚か撮ったのですが、こういう時のためにもう少し練習しておけばいいのに・・・という後悔が募りました。もちろんプロのカメラマンではありませんし、舞台の写真を撮るわけでもないので、素人なりに撮れればよいと自分でも思ってはいるのですが、被写体となり、実際に写真を見るのは芸術分野でリーダーシップを取っている方々。普段はスマフォの写真で十分だし、重いカメラは背中も痛いし・・・という日頃の言い訳が形になってしまった感じ。もう少し技術的にカメラを上手に制御できなかったかなと思います。

また、カメラの特性も撮影目的に合っていなかったようです。使用したのはどちらかというとあまりタイミングを気にしなくてよい、物撮りに適したカメラで、人の表情を瞬時に捉えるのにはタイミングがやや遅れがちだったなあ~・・・(尽きない愚痴)

来年はまたこの団体が主催する別の国際会議があるはずなので(声をかけてもらえるかわかりませんが)少し練習しておきたいなと思いました。

こういった場は個人的にはひどく緊張しますし、私がいることに何の意味があるんだといつも思っているのですが、かといって頼めば誰でもこういう場所に身を置けるというわけではないこともわかっています。
ここは謙虚に、恥をかいてでもいろいろと学ばせていただければと思っている次第です。

そして週明けからはお天気も冬に逆戻り。今日は気持ちを切り替えて、また全然違う分野のお堅~い翻訳に取り組んでいます(このギャップも自分のあり方だと、最近は納得しています)。

劇場の中も少しだけ紹介します・・・フィンランド国立劇場は、1902年完成の国民ロマン主義建築(アールヌーヴォー/ユーゲンド様式の一派)です。
20世紀初頭はアールトなどのモダニズム建築が出てくる直前の時代ということになりますが、この時代の建築物には優雅さの中にも力強さや作り手の心意気のようなものがみなぎっているように感じられ、個人的には大好きです。独立前夜というフィンランドの時代背景を反映しているのかもしれません。



5.22.2014

地下鉄

いま地下鉄に乗って移動中なのですが、ある在留邦人の方に数年振りに声をかけていただきました。
それはよいのですが、別れぎわにその方が「あの、、、ネット、いろいろ見てますよ♪」と言われて、こちらがろくにリアクションも取れないうちに地下鉄を降りて行かれました。
残された私は、恥ずかしいなあと思いながらこれを書いています...

5.20.2014

夏のような午後

午前中の仕事の後、午後は週末の仕事に備えて下見中です。
日曜日から、ヘルシンキは暑いといっていいくらい、とてもよいお天気です。週末も引き続きこのお天気でお願いしたいです!

  



5.15.2014

リサーチ、辞書

ロゴス・ヘルシンキではリサーチ業務(いわゆる海外調査)も承っています。

昨年秋に着手し、3月末に終了したプロジェクトについて、先日クライアント様からお褒めの言葉をいただきました。監修にあたられた識者の方が、ご自分の講義で報告書の資料を使われるとのコメントもあったとか。嬉しく思います。


今日も地味に仕事中です。とても難しいタスクがあり四苦八苦中。
なぜ難しいかというと、スウェーデン語が含まれているからです(汗)。できないのですから当たり前ですね・・・でもやっているから不思議!できることしかお引き受けしないとはいえ、脳の中に別人でもいるのだろうかと思うことさえあるのですが。もちろんきちんとした成果物にできると思います。

写真の辞書は10年くらい前にストックホルムで買った中辞典。仕事で使うわけではないので立派なものはいらないと思って買いましたが、たまに手にしてみると結構難しい単語も出ていて予想以上に役に立っています。でも、紙の辞書をいちいちいくのも時間がかかるもの。手で辞書をひく作業にこそ教育的な意味があるように言われることがありますが、仕事を達成するという現実的な目的の前では・・・有用で効率のよい(そして、とても大事なことですが『使うことが許されている』)資料であれば何でもよいと思いますし、実際有料無料のオンライン辞書も多用しています。

そもそも、留学中やフィンランド語学習中には、授業中に辞書を引こうとする学生(私)に対して「辞書をひく前に話を聴け」とよく言われました。目的と手段の関係もよく考える必要があります。

スウェーデン語もいつか話せるようになるとよいのですが・・・

明日から数日、識者の方の通訳を務めます。単語チェックして早く寝よう・・・