7.20.2015

「国家がよみがえるとき 持たざる国であるフィンランドが何度も再生できた理由」

大変ご無沙汰しております。
何か月も間が空いてしまいました。


相変わらずいろいろな方面でお仕事をさせていただいていますが、この夏はいくつか告知できるお仕事があります。

その第1弾。

国家がよみがえるとき 持たざる国であるフィンランドが何度も再生できた理由
(著:古市 憲寿、トゥーッカ・トイボネン、マガジンハウス刊)

近年大変注目を浴びておられる古市憲寿さん、ロンドン大学准教授のトゥーッカ・トイボネンさんという2人の社会学者、そしてフィンランド国内の研究者の寄稿によって生まれた社会文化論です。

その中で、掲載されているフィンランド人研究者の論文の翻訳をお手伝いさせていただきました。
プロジェクトとしてはトータルで数年はかかっているはずですので、形になってよかったなと思っています。





時間をかけてまとめられた労作にもかかわらず、装丁はあくまで北欧デザイン♪という感じで軽やか。
マガジンハウスさんならではでしょうか。

本の内容もなかなか評判がよいと聞き及んでいます。
この本を通じて、日本におけるフィンランドへの理解にさらなる奥行きが生まれることを願っています。


2.24.2015

ゆるめの週明け


新しい週が始まりましたが、今週も仕事のスタートは割とゆるやかで、さすがにだいぶ元気になってきました。

正直、これは今月の初め、どうしても時間的に締切に間に合わないということで、あるお仕事をお断りしたことから生まれた時間です。仕事を断るというのは、いろいろな意味で大変辛いことです。でも、今回に関しては生きた時間になっていると思います。

そんな折、今日はフランスのケーブルTVで、日本のクリエイターの方々が日本国内のお気に入りの場所を紹介する「toco toco」という番組が放映されていることを知りました。吹き替えではないので皆さんが日本語を話しているのが生で聴け、YouTube版は英語の字幕がついています(フランス語字幕版はこちら。有料)。個人的にちょっとツボなスポットも紹介されていて、とても楽しく観ました。この先の放送も楽しみです。






          
さて、フィンランドに戻りまして(笑)写真は先日たまたま出会ったアラビアのファクトリービジットプレートです。
今は、アラビアのファクトリーショップに行くとファクトリービジットマグカップが買えますが、かつては絵皿だったんですね。。。

デザインは、今やムーミンマグのイラストでおなじみのトーベ・スロッテ。

海外のネットショップで1970年代の製品などと書いてあるものがあったのですが、トーベ・スロッテさんは1957年生まれですので、さすがにそれはないと思います。アラビア創業の年(1873年)にちなんだものではあるようですが、もう少し詳しく調べる必要がありそう。

作品そのものはもちろん大事なのですが、こうしたことからも、フィンランドの歴史が学んでいけるのではと・・・


最近、アラビア(イッタラ)では装飾用の絵皿というものをほとんど見かけなくなりました。
ミレニウムの前後には、日本の親戚にアラビアのイヤープレートをお土産にした記憶があるのですが・・・次回、イッタラの方にお会いする機会があったら聞いてみたいと思います。

ちなみに絵皿の後ろにある丸っこいのはムーミンの貯金箱ですが(写真が欠けていてすみません)、これはその昔、取引銀行に子連れで行った時に、子どもをなだめるために銀行の方がくださったものです(笑)。少し前に一時期市販されていましたが、今はもうないかもしれません。

あまりに法外な大金を出さずとも、生活に密着した形でいろいろなデザインとの出会いがあるのは北欧ならではかもしれません。

では、また。



2.21.2015

毎日身体を動かす

水曜日に懸案の仕事の一つが一段落し、3日ほどかなり自由な時間を過ごさせていただきました。
水曜日はプールで泳ぎ、木曜日と金曜日はスポーツクラブで小一時間汗を流しました。
こんな当たり前のことも今年はもう少し規則正しくできるよう、意識を高めていければよいなと思っています。
せめて昼と夜の区別はつけたいなと(苦笑)

実は仕事でも、去年くらいからスポーツ・フィットネス関連のお仕事というのを少しいただいています。
来る東京オリンピックとの関連もあるのではないかというお話をクライアントの方から伺いましたが、たぶん自分だけではないと思うし、それはわかりません。

ただ、自分ではまったく想定していなかったお仕事だけに、新鮮な気持ちで取り組んでいます。

熟練しているからではなく、それについて無知だからこそ与えられる仕事というのも、確かに一部にはあるような気がしなくもありません。

さて、写真は昨日行ったスポーツクラブにあるクライミングウォールです。高いところまで続いていて、思わず見とれました。試してみたことは、ないのですが・・・

では、よい週末を。

2.16.2015

新年の(遅すぎる)ご挨拶


前回の更新から、2か月半近いご無沙汰になってしまいました。
新年、明けましておめでとうございます(遅すぎ・・・)。

昨年の第四四半期は毎月1週間近い国内出張や、ちょっとスケジュールの厳しい日帰り出張があり、そもそも出張は8月、9月からあったので、体力的にも、ワークロードの上でも少々厳しい冬となりました。
年末年始は日本に帰省して、少しお出かけなどもしましたが、全体的には2年越しとなった合計数万ワードの超大口案件を中心に、急ぎの時事問題、年に一度の大きな展示会ブースでのお仕事、リサーチ業務、その他諸々に追われ、スケジューリングに思わぬ狂いも出て納期をずらしていただいたりなど、ちょっと個人的には頭を抱えるダメダメな新年のスタートとなってしまいました。

ブログが更新できなかったのも、まずお喋りの前に目の前の仕事をしないといけない状況だったというのが非常に大きいです。

ちなみに先週の取扱い言語は合計5か国語(英、フィン、リトアニア、スウェーデン、日)。
マルチリンガルを謳っているので理想形ではあるのかもしれませんが、それぞれのクオリティは実際どうなの?と内心は自分を追及中。もっとも、本当にやりがいのあるお仕事ばかりでした。成果物には責任を負いますが、その中でも自分に対して言いたいことはいろいろあるのです。

今週中旬まではまだ引き続き気が抜けないのですが、それ以降はフィンランドの小中学生の冬休みにかこつけて、少し仕事を整理して、若干ゆるめの予定を組んでおります。

忙しかったといっても、Instagramはちょこちょこ更新してました(でも、これ1枚1分くらいでできますのでご勘弁くださいね・・・)。ヘルシンキをはじめ国内の観光局のほか、世界中のハイセンスなアカウントから「いいね!」をいただいて、うれしく思っています。

今日はフィンランドの冬らしい画像で、Instagramに載せていないのを一つ。

もう2か月以上前のことですが、ラップランドである国際文化交流プログラムに同行させていただきました。

ラップランドにはサーミ人という、厳密にはノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアにまたがって分布する少数民族がいます。
フィンランドでは3タイプのサーミ人とサーミ語が存続しています。

個人的にとても感じ入るところがあったのは、話者数百人の消滅危機言語の保存に関する取り組みのお話。


フィンランドも、グロバリゼーションをますます邁進する今日この頃で、自分の仕事にもそれに伴う変化や影響は出ていると思います。それも重要なことだとは思っていますし、そこに乗っていくという仕事の仕方もしてはいるのですが、人里離れたラップランドで、ちょっと自分の原点…そもそも自分は何をしにヨーロッパに来たのか、忘れかけていたものが少し思い出されたような気もしました。

ということで、涼しい顔で仕事しつつ、こっそり自分探しもしながら(年いくつなんでしょうか)今年も走り続けたいと思っております。


どうぞよろしくお願いいたします。

11.04.2014

夜の独り言


いくつか納品を終え、ブログ更新です・・・

10月は前半に長期出張、そして終盤も何気なくハードな仕事が重なった気がします。毎日暗くなってきて、疲れているのか何となく甘いものを求めてしまうこの数日・・・家では頂き物の美味しい和菓子も、このところたまたま途切れることがなく・・・

写真の、ミュージックセンター謹製レッドカラントのムースも美味しかったです。この秋はヘルシンキのクラシック音楽シーンも素晴らしく、行きたいコンサートばかりだったのですが、やっと月末に1つ行くことができました。

その他にも、ナショナルギャラリーのアテネウム美術館で17日から始まった、作曲家ジャン・シベリウスの生誕150周年記念行事の一つ「シベリウスと芸術の世界」展も、半分仕事ながらすでに観賞することができましたし、疲れた疲れたと文句を言いながらも、カルチャーシーンもそれなりに謳歌できているのかも・・・

今日は、18の頃から知っている学生時代の友人が、海外出張の帰りに会いに来てくれました。
友人の上司も一緒だったので、プライベートでもオフィシャルでもない、はめは外せないけど仕事でもない、やや特殊なシチュエーションでしたが、楽しいひと時でした。

さて、11月。今月もまた長期出張がありますが、最近、特に通訳業務で、何となくスケジュールがうまくはまらずにバッティングしてしまい、お断りせざるを得ない案件が大変多かったのは気になります。
その中には、とてもやりがいがありそうなもの、今まで経験したことがないもの、ぜひお任せしたいとご紹介いただいたものなども含まれていただけに、とても残念。

数か月先まで前倒しでお仕事がいただけているのは感謝してもしきれませんが、一部の関係者の皆様には、この場をお借りして切にお詫びしたいです。

・・・何だかとりとめなくなってしまいました。そんな明日は通訳業務です。お休みなさい。